厚生労働省などによりますと、今月6日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は前の週よりも700人余り増え、3832人でした。
1医療機関当たりでは前の週から0.14人増え、0.77人でした。
都道府県ごとでは沖縄県で18.3人と最も多く、次いで鹿児島県で1.24人、山口県で0.99人となっているほか、大阪府で0.84人、東京都で0.8人、愛知県で0.67人などとなっていて34の都道府県で増加しています。
インフルエンザは例年、年末から年明けにかけて流行のピークを迎えるとされていて、専門の学会などでは流行が拡大する前の秋ごろからワクチンの接種を呼びかけています。