逮捕されたのは、千葉県道路整備課の松江洋輔容疑者(48)です。
警察によりますと、職員は県が発注した成田市の国道の改築工事などに関する入札をめぐり、印西市にある建設会社「竹内建設」に入札情報を漏らした見返りに、当時の社長から去年2月から10月ごろにかけて複数回にわたり、現金合わせておよそ100万円を受け取ったほか、県庁の近くのマンションで20万円相当の接待を受けたとして収賄の疑いが持たれています。
竹内建設の当時の社長、竹内一雅容疑者(51)も贈賄の疑いで逮捕されました。
警察は、捜査に支障があるとして2人の認否を明らかにしていません。
千葉県が発注する公共工事をめぐっては1月に、成田市にある県北千葉道路建設事務所の前所長が、竹内元社長から現金を受け取ったなどとして、収賄の罪で逮捕・起訴されていて、県職員が逮捕されるのは2人目です。